なんかね、1、2巻読んでた時も思ったんだけど。
これ、作者 （松井優征だっけ） すごいなあって。
なんかね、こう、 『人間』 ってイキモノをすごくよく解ってるんだなあと思うわけですよ。
アヤの事件の時も思ったし、4、5巻あたりかな。すごくそう思った。
犯人の顔とか、ちょっと引いちゃうぐらい過度に描いて見せるのも、それぞれの事件や犯人の主張・思考をより端的に表してるんだと思うし。
人間の表や裏の顔、奥底では他人と繋がってるとまで言われてた （らしい）（詳しくは知らない※） 、自分自身でさえ把握できない人間の深い深い深層心理みたいなものを、この人はすごく上手く捉えるんだろうな、と。

そゆのとは別に、どんどん人間くさくなっていくネウロがすごい好きだったり。
弥子も好きだわー。
ヒロインにあるまじき (？) 図太さやギャグっぷりは笑えるよマジで。
ここまで毎回のように口に手つっこまれたりブン投げられたり鼻フックされたりする少年誌のヒロイン初めて見た。(笑)
プラス心理面。
最初はホントに流されるまま言われるままだったのが、事件を通じて色んな人達に触れて変わってく様が。
その辺の表現も、やっぱ作者が 『人』 を分かってるからこそできるものなんじゃないかな、とか。

ところで6巻193ページの右手前のお兄さんが持ってる育毛剤？のラベルが 「REBORN」 なのは意図しての事なんだろうか。

※深層意識の奥底で他人と繋がってる＝最近は否定されてる、ユング派心理学の説。 （多分）
ウロ覚えなんで興味ある方は自分で調べて下さい。

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