多分、自宅のリビング。私と母親がいて、そこへ姉がやってくる。
私の友人のKくんに会いたいとか姉が言い出して、私は課題地獄なんだから無理だろうと答える。
今そんな時期だっけ？と不思議がる母親にそうだよと説明していると、Kくんから姉にメールが届いた。
『件名：高葉月の骨』。
本文の代わりに画像があり、 「どうぶつの森」 に出てくるタツノオトシゴのグラフィックが額らしきものに入っている様が、Kくんが自分で描いたように見えるモノクロで描かれ写し出されていた。
画像はそれだけではないらしく、熱心にスクロールする姉の横から私も覗き込む。
写っていたのは、陰影こそないがフルカラーの、3Dで描かれた建造物だった。
授業で立体構成でもやったのだろうかと話しながらそれを見ていく。
実際の建築物を見本にしたかのように、細部まで丁寧に作り込まれた建物。庭にはあちこちに花が咲き、ジャングルのように頭上を太い木の枝が走る。
いつの間にか私と姉と母親はその中に取り込まれていて、なぜか母方の従姉妹も一緒にいた。
不思議と違和感は全くなく、ベタ塗りの景色の中を四人で延々と歩く。
私達以外には主婦らしきおばさん集団と子供の軍団ぐらいしか見なかった。
子供達に誘われるまま行こうとするのを母親に止められ、文句を垂れながら引き返した所で目が覚めた。

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