ついについにの最終巻！
長かった……。
途中の休載なんかもあったから余計なんだろうけど、それがなくても少女マンガで23巻は長いよね。


もう皆して丸く柔らかくなってて、嬉しいんだけど、読み進めるほどに 「ああ、終わりなんだ……」 って感じがしてちょっと切なくもあり。

柱で高屋先生も仰ってたように、アキトさん （漢字出ない；） はホントに柔らかくなったし、夾くんも丸くなったし……。
何より腹黒全開だった紫呉さんが……！(笑)


呪いが解けて、アキトも変わって、それでめでたしめでたし。……だけで終わらないところが高屋先生らしいなと思った。
リンちゃんの 「モヤモヤが消えない」 って台詞が特に。
劇的な変化なんてそうあるもんじゃなくて、ゆっくりゆっくり、時間をかけて変えていくしかないものも、それでも変えられないものも、あるんだって。
それでも現実を受け入れていくしかないって事も。

そういう事を、空想の世界のご都合主義じゃなく描いてくれるから。


何はともあれ、これにて終幕。
高屋先生、お疲れ様でした！

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