一定の空間で、一定のパターンを持って繰り返す夢。


学校のような雰囲気と空間。高校時代の先輩がいて、当然のように言葉を交わし一緒に歩く。小学校高学年～高校生ぐらいの十数人が集まって何がしかの説明を聞いていて、私もそこに加わる。曰わく、授業？はいくつかのコースに分かれているとか。私は選択の余地がないのか迷わず選ぶ。
コース毎に分かれて進んだらしく、いつの間にか屋外にいる。中庭だとかのレベルでなく、恐らく高さ1メートル近くはあるだろう、アスレチックのように点在する真っ黒い飛び石、それとは比べものにならない、私の立ち位置から向こうへの視界を遮る巨大な岩は飛び石と同じ真っ黒で恐らく同じ種類なのだろう、足元の地面も見えない鬱蒼とした下生えと、遠くにはジャングルのような森が点在する。そもそもその場所自体がジャングルとかサバンナとか、そういう表現をされるだろう場所だった。空間認識能力がバカになりそうだ。
そして大岩の向こうから、時代錯誤ならぬ世界錯誤な生き物達が現れる。
一見する限り何の変哲もない鹿は首を低く警戒した姿勢で、目の高さが私と同じだった。明らかに敵意を持っているとわかるのに、機械や爬虫類のように感情の読めない目でこちらを睨めつけてくる。動物――特に哺乳類は、例え大きかろうが凶暴そうだろうが基本的に大好きだし意思疎通も得意な方なのに、その鹿には通じないとどこかで悟って恐怖さえ覚えた。その次はもう何の動物なのか判断できなかった。恐竜、というのが一番相応しい気がした。私は飛び石の上にいて恐竜は地面を歩いていたのに、恐竜の口が私を捕らえるのは至極簡単そうに見えた。
恐竜も巨大な鹿も、明らかに私を視界に捉え狙いを定めて歩み寄ってきた。私は恐怖してその時被っていた布切れを慎重にその場に落とし（なぜか2頭ともその布切れを特に敵視している気がした）、わずかな動きにすら敏感に反応する2頭の隙を伺い必死に駆け出した。
右手側、一直線に、どれだけ走ったのかはわからない。体力のない私が息切れさえしなかったのは夢だからなのか距離が短かったからなのか。
辿り着いたそこはまだ屋外だったが、簡易テントのような屋根があって先生らしき人がいて、飛び石ではなくきちんと地に足がついた。振り返る事はなかったがここは安全だと確信があったし、事実あの妙な生き物達の気配さえしなかった。私と一緒にいたらしい見知らぬ女の子とともに、いつの間にかできていた擦り傷に渡されたバッタを潰して塗りつける。このバッタは特殊な免疫を持っていて、消毒・解毒作用があるらしい。指先で潰して塗りつけるとバッタはすぐに原型を失くし肌に染み込むようにわからなくなる。
毎回違う生き物が現れる場所をそんな事を繰り返しながら乗り切り「向こう側」にたどり着くと、図書室のような場所、そしてプールらしき場所があった。

この後最初に出てきた高校の先輩と、もう1人高校の先輩が出てきて、私が先輩（どちらかは不明）に何かしたとかで見知らぬ女性陣（年齢は先輩達と同じぐらい）に責め立てられたり、図書室らしき場所でマイナーな本ばかり読み漁っていたり色々あったんだが長すぎるので割愛。

---

……というような流れの夢が細部を変化させながら延々ループしていた。
夢の中とはいえ状況把握もままならないままひたすら責められるのはキツい；そして長い。夢が。願望の表れだとか脳内情報の整理の際に起こるとか色々言うけど内容多すぎて訳がわかりません！(汗)

[0回]